韓国向けの引越し通関に関しては、以下のようなポイントが重要になります。個人引越し(海外引越し)の場合、韓国では 「移住者用通関」(移住者申告)という特別な制度があり、通常の商業輸入とは異なる手続きが適用されます。
■ 基本条件(韓国側の通関)
- 適用対象者
- 駐在員・留学生・帰国者などで、韓国に1年以上滞在予定の方になります。
- 外国人の方も韓国居住ビザがあれば対象です。
- 必要書類
- パスポートのコピー(顔写真ページと入国スタンプ)
- 航空券やEチケット(渡航証明)
- 引越し荷物リスト(Packing List)
- 居住証明書(住民登録証または賃貸契約書など):後日提出を求められることもあります
- ビザ情報(滞在目的によっては求められます)
- 荷物の条件
- 生活用品・中古品が中心であること
- 新品が多いと関税対象となることがある
- 商業用・販売目的の物品は不可
- 輸入期限
- 原則として本人の入国後6ヶ月以内に通関・搬入する必要あります。
■ 注意点
◆ 関税・税金
- 使用済みの生活用品については基本的に免税
- ただし、高額商品(例:高級時計、ブランド品、新品家電など)は課税対象になりやすいです。
- アルコール類、たばこ、食品、医薬品、武器などは禁止または制限対象となります。
■ 通関の流れ(概略)
- お客様の入国後、韓国税関に移住者申告を行う
- 引越し荷物が港または空港に到着
- 税関が書類・荷物内容を確認
- 通関許可後、配達となります。