中国

必要書類

中国では、『関封』と呼ばれる輸入許可証が必要となります。
関封のご用意ができましたら、下記の書類のご準備をお願いいたします。

・パスポートの原本 (税関でパスポートのコピーではなく、必ず原本が必要になります)
就業証、居留証、学生証などのビザ関係がわかる書類

・輸送状原本
通関委委任状

・インボイス、梱包明細書

ビザの種類によっての通関の状況

《就業ビザ》
一年以上の就業ビザをお持ちで、関封の手続きを完了された方は、通関が可能になります。
《留学ビザ》
18歳以上の方で、1年以上の留学ビザをお持ちで、関封の手続きを完了された方は、通関が可能になります。
《中国国籍をお持ちの方》
海外で1年以上滞留して帰国される方は、管轄税関から確認後、輸入通関が可能です。
《外交官の方》
中国側で外交官証を発行してもらい、駐日日本領事館で関封の手続きを行い、現地事務所へ送っていただければ、免税通関が可能です。

注意点

お客様がご使用された衣類、本、台所用品、雑貨以外の家電用品、家具、寝具、食品、酒類、自転車、ピアノ、ゴルフクラブなどの品目には税金が賦課されますが、同じ品目でも管轄の税関によって、関税が異なる場合がございます。
また、酒類、たばこ、食品につきましては、かなり少量と制限されております。
家電製品、自転車、パソコン、カメラなどについての私用物品免税枠は、お一人様1台程度になりますので、数量につきましても、ご注意ください。
新品につきましては、数量に関係なく、課税される可能性はたいへん高くなります。

搬入禁止及び制限品目

【中国全土】
動植物、剥製品、銃砲類、麻薬類
衛星受信機、コピー機
【青島、威海、烟台などの山東省の地域】
アップライトピアノ、グランドピアノ
【上海】
グランドピアノ
【大連】
グランドピアノ、ゴルフクラブ、観音扉式の冷蔵庫

車輌運送

中国では、右ハンドル車以外は輸入が厳しく、一般的な日本の車は輸入が出来かねます。
右ハンドルの車であっても、車の中古価格の6~7割が税金で賦課されます。

ペット

日本で飼った犬、猫、鳥類は機内搬入で持ち込みは可能です。
但し、ペットの健康証明書、または狂犬病予防接種証明書を用意し、空港内での動物検疫所で検疫証をとることが必要となります。地域によって、異なる部分もありますので、詳細は、ご利用の航空会社にお問い合わせいただくと、詳細がわかりますので、お問い合わせくださいませ。

中国では、就業証や居留証などのビザの取得がないと、引越貨物の輸入申告ができないため、引越貨物の発送は、当該証明書の取得のご確認がとれてからをお勧めいたします。
お荷物の到着が早すぎて、輸入申告までの間、空港、港においての蔵置が必要となり、多額の保管料がかかってしまうケースもございます。
ご不明な点が、当社の担当者まで、お気軽にお問合せくださいませ。

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