輸出入代行

輸出とは日本国内の貨物を外国へ送り出すことで、輸入とは、外国貨物を国内へ引き取ることを指します。

そのためには、税関長の輸出許可、輸入許可を受ける必要があり、アジェックスではこれについての一連の手続きを手伝います。

輸入通関の流れ

広い解釈では、外国貨物の船卸し(取り卸し)から国内に引き取るまでの一連の行為を言います。

アジェックスでは相手国での作業・搬入から相手国の輸出通関などの一連のサービスも提供しております。

輸出通関の流れ

広い解釈では、輸出しようとする貨物の保税地域への搬入から船積みまでの一連の行為を言います。

アジェックスでは相手国での搬出・配達などの一連のサービスを提供しております。

貨物の検査(税関検査)とは?

 

  • 税関検査とは、申告の内容と貨物との同一性の確認を貨物の現品によって確認する行為の事です。
  • この税関検査は、麻薬・武器等の社会悪物品の流出・流入を阻止し、貿易の秩序を維持すると共に輸入においては、関税などの適正な徴収等の確保を目的に行われます。
  • 現在、主流になっている税関検査の具体例としては、「大型X線検査」があります。
    この「大型X線検査」とは、通常、コンテナーから資物を出すことなく、コンテナーまるごとで税関の近くに設置された大型X線検査にて10分程度、X線検査を受け、X線検査の画像が問題なければ、そのまま許可になりますが、異質な画像などがあれば、さらに、下記のように、大型X線検査場の近くにある税関検査場でコンテナーから対象貨物を取り出す検査(「開披検査」)を行い、現品の確認を行っています。

輸出入の規制貨物とは?

 

  • 輸入通関の流れ及び輸出通関の流れの中にあるように、申告する前に、「他法令手続きの終了」があります。
  • 「他法令」とは、「関税関係法令以外の法令」の通称で、特に輸出とは、経済産業省で規制されている輸出貿易管理令、輸入では厚労省、農水省等で規制されている食品衛生法、植物防疫法などがあります。
  • 他省庁で規制している法令管轄する省庁に対して手続きを経た後に、税関に申告を行うことになります。
  • 具体的な例をあげると、食品衛生法では、単に食料品のみが対象ではなく、例えば食器や幼児が口にするような「おもちゃ」等も対象になります。 また、「造花」であっても、木製素材が樹皮についた生木の状態であれば、植物防疫法の対象になります。
    他にも、家畜伝染予防法(動物検疫)においては、例えばインスタントのカップラーメンに「具」として含まれているフリーズ・ドライの牛肉が対象になる場合等・・・予想もできないような規制物品が多々あります。